自動応答アナウンスシステムとは?

本システムは、学内に設置されている大型電話交換機と現在の施設の電話システムとを、自動応答アナウンス装置の組み込まれたシステム電話装置を組み合わせることにより実現するシステムです。
施設内相互通話、学内相互通話、外線通話など通常の電話設備として利用できます。
自動アナウンス装置は、施設内回線、学内回線から、直接施設内のページングスピーカーに接続して、発信者の声を施設全体に流すことができるシステムであるため、施設内にいる利用者を呼び出したり、メッセージを送ることができます。
しかも呼び出された方が最寄の電話機で応答すれば、相互通話が可能となります。
DIAシステム動作説明

(1)施設外からの着信呼び出し | |
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1 | 交換手が応答してページング回線に接続します。 |
2 | DIAシステムが自動応答して『○○○研究室です。この電話はあなたの声を直接呼出しスピーカーにお継ぎします。ご用件をどうぞ。』とメッセージが送出されます。 |
3 | 発信者は、スピーカー呼び出しを20秒間行うことができます。 その後、回線は自動的に保留状態になります。 発信者には、システム電話装置から保留音が送出されます。 |
4 | 回線が捕捉されれば、相互通話ができます。 回線が捕捉されなければ、30秒経過後、本システムにて回線を解放します。 |
(2)学内線からの直接着音呼び出し | |
1 | 学内の電話機からダイヤルにより直接ページング回線を呼び出しします。 |
2 | 以下(1)と同じ動作です。 |
(3)学内線からの直接着音呼び出し | |
1 | 施設内の電話機から発信ボタンを押し、ダイヤルにより直接ページング回線を呼び出します。 |
2 | 以下(1)と同じ動作です。 |
システム機能概要
1 | 施設外から直接ページング放送をすることができます。 またそれに応答することができます。 |
2 | ボタンおよびダイヤル操作により、施設内相互通話、学内相互通話、外線通話ができます。 |
3 | 施設内線通話においては、ハンズフリー応答通話ができます。 |
4 | 短縮ダイヤル発信、ワンタッチダイヤル発信ができます。 |
5 | 最大6者までの会議通話ができます。但し外線は、2回線までです。 |
6 | 相手の電話機に音声でメッセージを登録できます。 |
7 | 離籍時自分の電話機に音声でメッセージを登録することで、内線呼び相手にメッセ−ジを送出できます。 |
機器構成
自動応答アナウンス装置(DIA) | タイコー システム通信 |
システム電話機装置 | 潟Tクサビジネスシステム |
